羽村市動物公園 日傘、雨傘で密と熱中症対策 協力者には魚と鳥のエサを無料配布
羽村市動物公園(同市羽)は1日から、傘を持参した来場者に園内のコイと水鳥のエサを無料配布している。傘を広げることで適度な間隔を保ち、密を回避するのが狙い。夏場の熱中症対策としても期待できるという。
同園は新型コロナの感染拡大を受け3月28日から6月1日まで休園していた。再開後、6月の来園者数は前年の1・34倍で、特に週末は前年を大きく上回っているという。感染防止策を考える中で、職員から日傘・雨傘をさして見学してもらう提案があり、実施することになった。
広報担当の上林靖佳さんは「まだまだ新型コロナで大変な時期。ストレスが溜まったり、気分転換が必要だったりする時は同園で動物たちに癒やされていただきたい。その際、ぜひ傘をお持ちください」と呼び掛ける。(木住野)