奥多摩の新たなお土産 コーヒービール バテレ、ガタコーヒーがコラボ

コーヒーの香りとクラフトビールの味わいを両立させた黒ビール「コフィア」

奥多摩駅前のクラフトビール店「バテレ」と同駅2階の焙煎店「ガタコーヒー」が手を結び、コーヒービール「コフィア」を発売した。華やかなコーヒーの香りとしっかりとしたクラフトビールの味わいを一度に体験できる欲張りな一品だ。

バテレが醸造するコーヒービールとしては3作目。昨年、クラフトビールの本場米国で製法を学び、豆をつけ込んで香りを移す手法を新たに取り入れた。豆はガタコーヒーが焙煎した深煎りのエチオピアを使用。ホップや酵母の香りが表に出ないよう温度を抑えて発酵させ、コーヒー感を際立たせた。

醸造長の辻野木景さんは「香りでコーヒーを感じ、飲むとしっかりビールの味という風に仕上がった。これまでで一番の出来です」。ガタコーヒーの羽角嘉晃さんは「しみじみおいしい黒ビール。1日の終わりに幸せをかみしめながら飲んでください」と話した。

価格は500㍉㍑入り1缶850円(税込)。同駅2階のポートおくたまで販売中。完売後も継続的に醸造するという。(伊藤)