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西の風新聞

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1988年創刊。東京都西多摩8市町村(青梅市、あきる野市、羽村市、福生市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、檜原村)を取材エリアとするタブロイド版の地域新聞です。毎週木曜日発行。※記事内のデータは全て取材時のものです

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体験ルポ GoToトラベルを利用して西多摩に泊まる(五日市編)

2020年12月10日

前回、Gotoトラベルキャンペーンと地域共通クーポン券を利用して、錦秋の檜原編をレポートした。今回の後編はあきる野市五日市を中心に見どころを紹介したい。  大銀杏の広徳寺紅葉の大悲願寺 月日に檜原村から五日市方面へ下る。五日市の市の始まりは「中世末の文書に『五日市』の文字が見られる。当時の物資交流の場として市が開かれていた。江戸時代には、江戸に送る炭の市として栄え、当初の五の日に十の日が加わった」とのことだ。臨済宗建長寺派広徳 寺へ向かう道路は対向車を交わせないほど狭い。重厚な山門をくぐると大イチョウとその毯が黄金色に輝き見事と言うほかない。本堂裏手の屋根瓦は後北条氏の家紋・三つ鱗刹としての存在感を誇示している。名刹の真言宗豊山派 大悲願寺には仁王門から入山。 仙台藩主の伊達政宗はこの寺に俗弟・秀雄(後の第代住職)を訪ね、「白萩の美しさに心を奪われ株分けを所望した」との記録があるようだ。本堂前の竜梅は昭和年に仙台市から送られたものという。本堂右にはモミジの 葉が真っ赤に染まり、違う角度からカメラのシャッターを何回も切る。 千葉卓三郎が提唱した五日市憲法の権利条項 五日市と言えば五日市憲法が有名だ。五日市郷土館を訪ねると、「深沢村の名主、深沢権八を中心に結成された五日市学芸講談会の有志と元仙台藩士で五日市勧能学校(五日市小学校の前身)教師(後に校長)の千葉卓三郎が中心になって起草した私擬憲法『五日市憲法草案』は条文が多いのが特徴で国民の権利条項が細かく書かれていて現在の憲法にも相通ずる」といった記述がある。 深沢家屋敷跡は五日市の中心から北西に位置する。昭和年に土蔵2階の行李、長持ちから古文書1万点が発見された。私擬憲法といえば現憲法に影響を与えた植木枝盛が有名だが、長く歴史に封印された五日市憲法も遜色ない。 五日市の中心部に戻り、勧能学校跡に立つ。千葉は明治年から年まで勤務。萩原タケ(第1回フローレンス・ナイチンゲール記章受章)は5歳の明治年から年まで3年間通う。目を閉じると両者の生き生きとした姿がまぶたに浮かぶ。 往時の五日市は材木や絹織物で栄え裕福な商人や農民が欧米などの新しい文化への関心を高めることで、先駆者を多く輩出したのだろう。 映画『五日市物語』油屋旅館へ投宿する 映画『五日市物語』の舞台となった油屋旅館には時にチェックイン。玄関には『五日市物語』キャストの遠藤久美子さんや草村礼子さんなどと一緒に写る主人の沼田満雄さん家族の顔がある。 その隣にはNHK『鶴瓶の家族に乾杯』(2008年月6日放送)に出演した笑福亭鶴瓶さんとのツーショット、高畑淳子さんのサインも。 沼田さんに質問を投げかけた。 「『五日市物語』の舞台となったきっかけは?」「監督・脚本の小林仁さんがこの祭りの絵画を気に入り、ここにしようと言ってくれました」 「映画の中で女主人のおばあさんは生涯独身という設定でしたが」「脚本はフィクションです。ただ、伯母には子どもがいなくて私が養子になって旅館を継ぎました」 「油屋旅館の名前の由来は?」「昔、油屋を経営していたと聞いています」旅館は京都の街中の 商家のように細長い。南の部屋から食事会場や風呂までは少し距離がある。 旅館代金の精算の際に地域共通クーポン券3枚を入手した。 ロンヤス会談の舞台日の出山荘で紅葉狩 月日、あきる野市から隣の日の出町へ足を踏み入れる。日の出山荘(中曽根康弘・ロナルドレーガン日米首脳会談記念館)へ行くためだ。 この山荘は中曽根元首相のかつての別荘で町が譲り受けた。朝時開館、鍵が開いていて誰もいないのかと思ったら管理人の原清さんが「掃除をしていました。お入りください」と言って招いてくれる。 日米首脳会談で使用された青雲堂・天心亭、平成の時代に建てられた書院の3棟からなり、敷地面積は約2万5000平方㍍。展示パネルで当時の 様子がよくわかる。庭園のイチョウ、モミジで紅葉狩りを楽しんだ後、帰りも原さんと言葉を交わした。 「中曽根元首相とのお付き合いはいつからですか?」「ここを中曽根先生が購入された昭和年以来です。先生はよく『明日行くからよろしく』とおっりにしました。昨年、お亡くなりになったときは献花台を置きました」

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檜原村 数馬の湯 丸太輪切りのヒノキ風呂 地元間伐材を活用

2022年4月28日
紙上祝賀会  登録有形文化財の旧高橋家住宅(檜原村人里)が改修され、檜原南部の観光拠点として29日にオープンする。店名は「晴ノ舎」。同地区のHarenoya合同会社(土井智子代表)が村の指定管理者指定を受け運営する。  檜原時間を楽しむ、地域循環型カフェをテーマに、土井さん(47)と同年代の多田みどりさん、坂森優子さんの3人で飲食提供と物販、散策ツアーやワークショップを展開していく。  地域おこし協力隊員として3年前、夫婦で同地区に移住した土井さんは、業務の合間や休日に自ら畑を耕し、地域の人とお茶飲み話ができる暮らしに幸せを見出してきた。「住めば住むほど好きになる檜原を、自分たち夫婦だけでなく訪れた人にも好きになってもらいたい」と「言い表せない使命感」に駆られ、村の魅力を伝える手段として旧高橋家住宅の運営に手を挙げた。  飲食メニューには地域の食材をできる限り取り入れ、「人里散策」の名で行うツアーでも地元の人にガイドを依頼。地区内で栽培するナツハゼを使ったジャムや村産のメープルシロップ、手仕事作家の作品を展示販売する。村内の匠たちによるワークショップも予定している。  旧高橋家住宅は江戸末期の建築。入母屋のかぶと造りで建築面積は181・5平方㍍。7代目が医者だったことから「医者殿」と呼ばれていた。2015年に旧所有者から村に寄付され、村が7678万円をかけて改修した。住宅に残る医学書や漢方の材料、薬棚など「医者殿」の名残を示す物品も展示する。  物販・飲食の営業は、4月~11月が11時~17時、12月~3月は11時~16時。見学は10時~。月曜、火曜定休。問い合わせは050(3700)6315まで。 ツアー、WS情報 ■村人と歩く・人里散策=5月8日、4000円。■大人の学び・染物屋に学ぶ藍の型染めコースターづくり=5月16日、6600円。価格はいずれもランチセット付。
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【PR】紙上祝賀会:檜原村人里 旧高橋家がカフェ晴ノ舎に 飲食、物販、散策ツアー、WS

2022年4月28日
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2022年4月28日
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