瑞穂町「くりりんベリー」直売所で人気 イチゴ狩り中止で

赤く熟しているいちごは4つの品種 が楽しめる

瑞穂町農畜産物直売所ふれっしゅはうす(同町箱根ケ崎)で、摘み立ての瑞穂産イチゴが売れている。イチゴは1パック600円(税込)。新鮮さと甘さで午前中に売り切れる人気ぶりだ。

イチゴ狩りが楽しめる観光農園「くりりんベリー」(同町二本木)が出荷する。イチゴ狩りを受け入れていたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大で、現在は予約の受け付けを停止。イチゴはスタッフがパック詰めし、ハウス前の事務所と直売所の2カ所のみで販売している。

直売所への出荷は2年目。昨年、コロナ禍でイチゴ狩りの予約が激減したことから、急きょ出荷に変更したところ、イチゴのおいしさが評判を呼び、地元にファンがついた。

主任の小畑穂乃花さんは「完熟したイチゴで、収穫後2時間以内に店頭に並べます。新鮮で甘いです。その日のうちに食べるのがおすすめ」と話した。

くりりんベリーは、茶の製造と販売の栗原園(栗原宏二社長)が4年前に開園した。品種は紅ほっぺ、おいCベリー、よつぼし、とちおとめ。摘み取りのハウスは500坪ほど。高設栽培で腰をかがめずにイチゴ狩りができる。通路も広く、車いすやベビーカーが通れる。

イチゴ狩りはコロナの感染状況を踏まえて再開する。料金は小学生以上2100円(40分食べ放題、税込)。予約の受付は土、日、月曜(9時〜15時)。予約専用電話090(8725)4886まで。(山石)