奥多摩町 OKUTAMA+で食堂プロジェクトが始動

プロデューサーの鈴木さん(左から3番目) とスタッフの皆さん

コミュニティスペースOKUTAMA+(オクタマプラス、奥多摩町川井)を運営する株式会社JELLYFISHは奥多摩活性化「食堂プロジェクト」の責任者を募集している。同施設の統括プロデューサー鈴木海斗さん(21)をはじめ、若い世代のスタッフが、一から新しい観光拠点を作ろうと奮闘している。

OKUTAMA+は、2015年に廃校となった古里中学校を再活用した空間。学校で仕事、宿泊、撮影ができるというコンセプトをもとに、コワーキングスペース、民泊、撮影レンタルなどのサービスを提供。利用客から飲食提供についての問い合わせが多かったこと、近隣に飲食店が少ないことから、施設内に食堂を作ることを決めた。

鈴木さんは「コンビニで簡単においしい総菜が買える時代に、普通の料理を提供しても面白くない。奥多摩で食事を提供するのであれば多摩地域の生産者がつくる食材と、そのストーリーを一緒に提供する和食食堂を目指したい」と話す。

唯一無二の学校食堂を共につくれる人材を募集している。調理経験があることが望ましいが、少しでも興味がある人には問い合わせてもらいたいという。(鋤柄)