コロナ禍にエール 小和田花火大会 8月14日 

昨年の花火大会。右はインターネット中継の様子

花火を楽しみたい人からの協賛金だけで運営する、あきる野市の小和田花火大会が8月14日19時45分~21時に実施される。コロナ禍で人が集まる花火大会は中止の傾向にあるが、小和田は観覧会場を設けないことで密を避けて開催する。昨年好評だった花火のオンライン配信も行う。

主催は小和田地区の有志でつくる実行委員会(天野正昭委員長)。20回の節目にあたる今年は約200発を打ち上げる。注目は終盤のスターマイン。「コロナに苦しむ全ての人にエールを送りたい」と青を基調にし、尺玉を織り交ぜて披露する。

出資者の名前とメッセージを画面に流しながら打ち上げる「スポンサー花火」は尺玉1発、7号玉2発分の空きがある。尺玉7万5000円、7号玉3万5000円で協賛者を募っている(売り切れ次第終了)。

天野委員長は「コロナの時期だからこそ花火で地域を元気づけたい。そんな思いで今年もやります」と話す。