御岳山の21の宿坊を紹介 青梅観光協会がガイドブック発行
青梅市観光協会(小澤徳郎会長)は18日、「東京の天空 宿御岳山宿坊ガイド」を発行した。御岳登山ケーブル御岳駅から武蔵御岳神社間にある21の宿坊を紹介。フォトスタジオ青梅のカメラマンが撮影した各宿の自慢の料理やオーナー、女将、部屋、外観などの写真と、宿の特徴を捉えた文章が添えられ、宿の雰囲気が分かりやすく紹介されている。同協会がガイドブックを作成するのは初めて。
同協会が今年度スタートした国立・国定公園での滞在型ツアー推進事業の一環で作成した。同事業では、江戸時代から同神社で受け継がれてきた最も格式の高い太々神楽を、一般観光客が宿坊に滞在しながら体験できる「太々神楽奉納ツアー」を、実施。愛犬と宿泊できるツアー「愛犬同伴ワンケーション」も企画している。
水村和朗事務局長は「国立公園の大自然を、日帰りではなく、素晴らしい宿に滞在して満喫してもらいたいと思い企画した。宿坊にまつわる小話も掲載している。少しでも宿に親近感を持ってもらえたらうれしい」と話す。
御岳インフォメーションセンター、御岳交流センター、観光協会、案内所、青梅商工会議所などの窓口で配布している。(鋤柄)