秋川駅そば パンの家 あ・ら・もーど あきる野特産野菜でケーキ 明星大学の学生とコラボ
秋川駅北口のロータリー沿いにある「パンの家あ・ら・もーど」(野田満由樹社長)が、明星大学経営学部経営学科(日野市)の1年生と共同開発した新商品「のらぼう菜ケーキ」と「とうもろこしケーキ」(各一切れ216円)を13日に発売した。
あきる野特産のらぼう菜とトウモロコシの粉を練り込んだパウンドケーキ。通常よりも1日長く生地を寝かせることで、しっとりとなめらかな食感に仕上がったという。
学生がデザインした3種類のパッケージにはコロナ禍で希薄になりがちな人と人とのつながりを大切にしたいという思いが込められている。大切な人への手土産に購入してもらいたいとの意図で、かわいらしいデザインにし
た。
同学科では地方創生をテーマに地域企業と連携を図り、商品開発するなど実践的なビジネス体験プログラムを実施している。今回の商品は、1年生の選択科目、ビジネス実務基礎「フレッシャーズ・チャレンジ」(田原洋樹特任教授)の授業で生まれた。企画チームを作り、パッケージデザイン、ネーミングなどを計画した学生らが、野田社長にプレゼン。上位3チームのデザインを採用し、商品化した。
4月頃から試作を繰り返した野田社長は「学生たちは自分では思いつかないデザインを提案してくれ、とても刺激になった。まだ発売したばかりだが、地域の食材を使ったケーキをPRしていきたい」と話す。
営業時間は8時~19時。木曜定休。問い合わせは042(550)6505まで。(鋤柄)