アートで古民家活用 檜原2会場で29日まで

展示風景

 「ひのはらアートプロジェクトβ」が、檜原村内の2会場で29日まで開催されている。アートの力で地域振興や産業開発に取り組む一般社団法人ブルーオーシャンの岡田智博代表(50、江東区)と、同分野で親交の深い一般社団法人アナドロマスの清田直博代表(44、同村下元郷)が企画。アーティストやデザイナーなど現代の匠を村に誘致する「ひのはらアートプロジェクト」の試行事業として開催した。

 出展作家は村在住で養蜂や養蚕などをテーマに制作する現代美術家の菅谷杏樹さん、多摩産の無垢木材に藍染を施したオリジナル家具を制作するデザインプロダクトコレクティブAo.など、国内外で活躍する若手アーティスト5組。

 同村小岩の古民家と旧ガラス工場を展示場として活用し、檜原に新たな風景を作る試み。25日には村内の観光スポットと展示会場を巡るバスツアーも開催予定。

 入場料500円。公開時間は11時〜17時。問い合わせは090(4423)8027、メールinfo*blueocean.surfまで。

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