青梅 吉澤ワイン商店 1月に7周年 1日はワインセット販売

実店舗には、2000円前後から数万円の商品まで1500本ほどのワインが並ぶ

 ワインの輸入状態にこだわり、良質なワインをオンライン中心に販売する「吉澤ワイン商店」(吉澤和雄店主)が来年1月6日、創業7周年を迎える。

 今年6月には実店舗を青梅市新町にオープン。「オープン後は、地域の方との交流が増えました。当日の献立をお伺いしながら、ワインを一緒に選んでいく方が増え、地域のソムリエを目指す者としては、何よりもうれしいことです」と吉澤さんは話す。

 コロナ禍が続いた今年のワイン業界を振り返ってもらうと、デパートのワイン売り場などでも共通して、流通するワインの価格が上昇しているという。今年のクリスマスや年末年始も、外食や帰省より、家庭でのプチぜいたくを選択する人が多いのではないかと予想する。「当店でも、昨年1万円程度だった客単価が、倍以上になっています。それに合わせて、高価格帯のプレミアムワインの取り扱いを増やしました。毎年恒例のシャンパンのセットも、例年よりも高価格帯に設定しましたが、順調に売れていきます。ただ、気軽に楽しめる日常のワインもリクエストは変わらずに多いので、そちらも充実させています」

 年末年始向けには、クリスマスからお正月に飲みたいワインセット(シャンパーニュなど数本入り、1万6500円〜、送料無料)のほか、成人の日向けに20年熟成のボルドーワイン(赤、8866円)、初心者向けのワイン5本セット(1万1000円、送料無料)などを販売する。

 7周年を迎えるにあたっては、「家飲みの需要が依然高い印象を受けているので、より内容を充実させ、ご満足いただけるように頑張っていきます」と力を込める。

 実店舗の営業時間は毎週土曜14時〜19時。25日、1月1日も営業し、1日は福袋的なワインセット(3000円〜)も販売予定。

 注文、問い合わせは公式サイトから。最新情報はインスタグラム(@chai_yoshizawa)で発信している。