青梅市産ブドウのワイン ボッパルトの雫 今年も発売開始「ここ数年で最高の出来」

ボッパルトの雫
ボッパルトの雫

 青梅市の姉妹都市、ドイツ・ボッパルト市にちなんだ白ワイン「ボッパルトの雫」が1月25日に発売された。同市はボ市から贈られたブドウ苗木を育て、収穫したブドウでワインを製造販売する取り組みを1999年から続けている。醸造関係者によると、今年のワインの味は「ここ数年で最高の出来」という。

 ワインに使ったブドウ品種は香りと酸味が強いとされるリースリング。同市今井の自立センター、成木農業者振興会が育てている。19、20年度は天候不順で不作だったが、今年は暖かい日が多く昨年8月に2495㌔を収穫。山梨県の笹一酒造に製造を委託し、2200本のワインができた。

 1本720㍉㍑入りで1400円。JA西東京直売センター、市内の酒屋などで販売している。問い合わせは0428(22)1111市秘書広報課まで。(藤野)