青梅市に野球チーム「ロイヤルクラウン」が誕生 練習が楽しいと思える環境を
少年少女軟式野球チーム「ロイヤルクラウン」(千葉龍生代表)がこのほど、青梅市に誕生。市内の小学生を中心とした2年〜6年の18人が、佐々山史成監督(31、同市河辺町)の指導のもと今寺四丁目運動広場で毎週末、練習に励んでいる。発足直後の1月9日〜22日に開かれた「青梅市連盟会長杯」では3位の好成績を収めた。
少子化などを理由に存続が厳しいチームもある中、新チーム発足に踏み切った千葉代表(38、同市今寺)は、新しい考え方のクラブチームを目指す。選手らが撮影した練習風景やコスプレをしてバッティングする動画をTikTokやYouTube等のSNSで配信するなど、楽しみながら練習に取り組めるような工夫で、選手を盛り上げる。
居心地が良く練習に来ることが楽しいと思える環境づくりにも力を入れる。グラウンド以外の場所での選手同士の親睦を深めたいと、遠足やバーベキュー、卒団旅行、合宿なども積極的に行なっていくという。
野球未経験だったという千葉代表は、長男が市内のクラブチームに入団したことをきっかけに野球に携わるようになった。保護者としてチーム運営に関わるようになり、子どもファーストでないチーム環境に疑問を感じるようになったという。
厳しい練習を乗り越えることも楽しむことも大切にするクラブチームがあっても良いのではないかと、同じチームで監督を務めていた佐々山監督と新チーム発足の準備を進めた。
千葉代表は「野球をやったという記憶だけでなく、大きくなった時に、チームの仲間と共に過ごし、楽しかった記憶を思い出してもらえるようなチームを目指していきたい」と語った。
ロイヤルクラウンは選手を募集している。問い合わせは080(4470)6782千葉代表まで。(鋤柄)
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