フランス雑貨店とギャラリー 青梅 ヴァンテアン21 

店内に並ぶ作品とオーナーの宮本さん
店内に並ぶ作品とオーナーの宮本さん

 霞共益会館の西側にあるフランス雑貨店「ヴァンテアン21」(青梅市野上町)は、一昨年9月にオープンし、スナックだった物件を改装して店舗兼ギャラリーとして営業している。

 オーナーの宮本ふみこさん(71)は、本業の事務所として使える物件を探していた際、たまたま不動産サイトのおすすめ物件として表示されていた同地を見つけた。河辺駅に降り立ったとき「開けていてとても良い場所だ」と感じ、一目見て気に入ったという。

 土建業の親戚に改装を依頼して打ち合わせるうち「1階を店舗にしたら面白いかも」とイメージが膨らみ、以前から好きで集めていたフランス雑貨の販売をしようと考えた。絵が好きなため、壁はギャラリースペースとして使えるように絵の色が映えるグレーで塗った。

 展示は基本的に宮本さんの知り合いや、気に入った作家に自ら声を掛けて行っている。現在の展示はステンドグラス作家の櫻井弓子さん(飯能市)の油絵、書道家の中野千秋さん(杉並区)の書など、約30点が並んでいる。

 営業時間は11時30分〜18時(夏季は18時30分)。月、火曜定休。問い合わせは0428(28)1761まで。(藤野)

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