福生ほたる祭、七夕まつりが中止 来年こそは開催を

2019年の福生七夕まつりの様子
2019年の福生七夕まつりの様子

 6月18日に開催予定だった「第57回福生ほたる祭」、8月初旬に開催予定だった「第72回福生七夕まつり」は、新型コロナの影響を受け中止される。両実行委員会が8日に発表した。どちらも3年連続の中止となった。

 ほたる祭りは地元住民が育てたゲンジボタルが飛び交う幻想的な光景を見ることができ、会場周辺には屋台が並ぶ。毎年3万人もの来場者がある。

 熊川牛浜町会福生ほたる祭実行委員会の小林陽一会長は「中止は残念。密になることを避けられない祭りの特性上、開催は難しい。だが、祭りを途絶えさせてはいけない。方法を検討し、来年こそは開催できるようにしたい」と話した。

 福生七夕まつり実行委員会(加藤育男会長)は、祭りの灯を消さない取り組みとして、商店街の各店が工夫を凝らして作り上げ、会場を華やかに埋め尽くす「七夕飾り」の展示を予定。設置場所や規模、期間については検討を進めている。(鋤柄)


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