青梅合同庁舎近く 焼き菓子と韓国子ども服の店 CHAKU cafe & style コーヒーと韓国料理も

カウンターに立つ渥美さん(左)と小山さん
カウンターに立つ渥美さん(左)と小山さん

 青梅合同庁舎(青梅市河辺町)からほど近い場所にある「CHAKU cafe& Style」(渥美麻美店主)は、厳選した豆でいれたコーヒー、スコーンやパウンドケーキなどの焼き菓子、デザイン性が高く手頃な価格の韓国子ども服や雑貨を取り扱っている。

 店を営むのは青梅出身で韓国人の母を持つ渥美さん(38)と妹の小山愛美さん(36)。服や雑貨の仕入れを渥美さんが担当し、小山さんが毎朝菓子を焼いている。韓国の若者に人気の街「ヨンナムドン」のカフェをイメージしたという店は、白とグレーを基調とした洗練された空間。

見た目も楽しいスコーン
見た目も楽しいスコーン

 口どけがよくサクサクした食感のプレーンスコーン(300円)が一番人気。小山さんが現地のカフェで食べ感動したものを再現したという。アールグレーやチーズ、ガーリッククリーム、あんことバターを挟んだスコーンもあり、一つで腹を満たすサイズ感も客に喜ばれている。

 季節限定メニューもあり、冬季は焼いたメレンゲに甘さ控えめの生クリーム、イチゴをトッピングした「苺のパブロバ」(950円)を提供。そのほか、韓国海苔巻きキンパ(500円)やトッポギ(400円)、韓国おでん(1串150円)などの食事メニューも充実している。

 コーヒーは2人が焙煎所を訪ね歩き、見つけたというバリスタカフェ「WISE MAN COFFEE」(武蔵小金井)が焙煎したオリジナルの豆を使用。豆の販売も行っている。

 服は渥美さんが「安くてかわいい服を普段使いしてもらいたい」との思いで一点ずつセレクト。Tシャツやトレーナーを2000円ほどで販売。大人用もあり、子どもとおそろいで着れるのもうれしい。

 店は2021年3月にオープン。渥美さんは「2年ほど経ちましたが、近隣の方に使っていただけています。おもちゃも用意していますので、お子様連れでも気軽に立ち寄っていただけたらうれしい」と話す。

 営業時間は9時〜17時。水曜、日曜、祝日定休(月によって変更あり)。(鋤柄)