あきる野市役所近く パティスリー アンシェヌマン

定番のショートケーキと季節の果物のケーキ
定番のショートケーキと季節の果物のケーキ

 ケーキ店「パティスリー アンシェヌマン」が12月、あきる野市秋川の同市役所近くにオープンした。昭島市の田中俊幸オーナーシェフ(37)が「あきる野が好きで開店した」。ケーキ類、フィナンシェなどの焼き菓子が豊富だ。

 人気は砂糖の代わりに、はちみつの甘味を生かした「はちみつのベイクドチーズケーキ」(500円)。プリン(350円)、レアチーズケーキ(490円)も評判が良い。

「常連さんを飽きさせないよう、さまざまなケーキを作りたい」と話す田中さん
「常連さんを飽きさせないよう、さまざまなケーキを作りたい」と話す田中さん

 田中さんは20歳から複数の洋菓子店で修業を積み独立した。休日に秋川のリバークリーン活動や援農作業に参加。通うごとにあきる野が好きになり、ここに店を開きたいと思うようになった。あきる野産のイチゴやレモン、はちみつなどを利用した洋菓子を作っていきたいという。

 現在は製造から接客まで一人でこなしているため、仕込みにより金曜〜月曜の営業にしている。「地元の食材を使うのはコスト面で難しいこともあるが、個性を出すには欠かせない要素。一人で忙しいが、お客と直接話せるは励みになる。菓子作りのヒントをもらっている」と話す。

 営業時間は10時〜18時。水曜定休ほか不定休あり(営業情報はインスタグラムに掲載)。問い合わせは042(842)4635まで。(山石)