亜細亜大学日の出キャンパス 再開発計画、工事が完了 大学と町、連携強固に

 日の出町平井にある亜細亜大学日の出キャンパス再開発計画の第3期工事がこのほど竣工した。テニスコートを改修し10面に。全長1100㍍の外周ランニングコース、最新の人工芝を敷いた多目的競技場が新設された。

 同大学は「地域から愛されるキャンパス」を掲げ、2020年度から22年度の3期にわたりキャンパスのスポーツ施設全体を整備した。今後は新たなスポーツ施設を活用し、地域と連携したスポーツ振興活動により力を入れていく。

 第3期工事のコンセプトは「SDGsを取り入れ、スポーツの拠点を安心・安全・高品質に整備する」。静音設計や多様な用途に対応する照明設備の導入により高品質で周辺地域に配慮したテニスコートを整備。排水・浸水機能があり、すべり抵抗性の高いアスファルト舗装を採用した安全で快適なランニングコース、マイクロプラスチック対策など環境に配慮した多目的競技場ができた。

多目的競技場の始球式でゴールを狙う巴理事長
多目的競技場の始球式でゴールを狙う巴理事長

 4月22日、同キャンパスで竣工式が行われ、地元八幡神社の藤野徳生さんが神事を執り行った。学校法人亜細亜学園の巴政雄理事長、亜細亜大学の永綱憲悟学長、田村みさ子町長らが出席。玉串を捧げた。

神事で四隅を清める
神事で四隅を清める

 次いで多目的競技場のお披露目を兼ね、同大学と関東1部リーグ所属の日本大学のサッカー部による親善試合が行われた。

親善試合に臨んだ亜細亜大、日本大の選手と関係者ら
親善試合に臨んだ亜細亜大、日本大の選手と関係者ら