あきる野　日の出インター近く　新日本海水産　社長自ら目利き　産地直送鮮魚を手頃価格で

　新潟県を中心に富山県や山形県など、日本海で水揚げされた魚介類を販売する「新日本海水産」（あきる野市瀬戸岡、吉野隆宏社長）がこのほど、３周年を迎えた。産地直送の新鮮な魚介類が手頃な価格で手に入ると、常連客が足しげく通っている。

　この時期の一番人気は、甘みや味が濃いベニズワイガニ（Ａ３６００円、Ｂ２８００円、脚のみ１８００円）。カキ（生食用）やタラ、生ホッケなどもおすすめ。そのほかホタルイカの塩辛やイカの一夜干し、南魚沼産コシヒカリなども並ぶ。

　スタッフの手作り総菜も人気。マグロのカマ焼き、カレイ煮付け、焼きハマグリなど、旬の魚介類を丁寧に調理。カニ足がトッピングされた「峠のかに飯」（４００円）は見た目も華やか。

　店を運営するのは新潟県に営業所を持つ運送会社「ＪＲＣ」。吉野社長が新潟に通う中で、日本海産の魚介類のうまさにほれこみ、地元のあきる野周辺にも鮮魚を届けたいと店をオープン。吉野社長が現地の市場で競り落とした鮮魚を販売している。

　吉野社長は「季節によってさまざまな魚介類が並びます。市場から直接仕入れることで価格も抑えられます。日本海のおいしい魚介類を味わっていただけたら。調理法のアドバイスもします」と話す。

　営業日時は土曜、日曜、祝日の11時〜18時。入荷情報等はインスタグラムから。