渓谷アクティビティーが熱い 奥多摩・御岳で進化した川遊びを ラフティングで爽快に下る
奥多摩・御岳は様々なリバーアクティビティー(川遊び)が体験できる全国でも有数のスポット。この夏、進化する川遊びに挑戦してみては?
御岳地区で「駅前山小屋A―yard」を経営する柴田大吾さん(40)に楽しみ方を聞いた。柴田さんは大学探険部でラフティングを始め、2009年には世界選手権に出場。御岳渓谷に魅せられて2010年に移住してきた。現在は、御岳を拠点にレースラフティングの普及活動も行う。
アクティビティーの1つラフティングは、ラフトボートという4~8人乗りのゴムボートでパドルを使いながら川下りをするスポーツ。レジャーツアーでは、多摩川の御岳から柚木(二俣尾)までの約5㌔を約1時間半かけて下って行く。ガイドが同乗し、小学1年から体験可能。
「国内外の多くの川を見て来たが多摩川はとにかく水がきれい。水の上で美しい渓谷の空間を身体で感じて、リラックスする時間を楽しんで」と柴田さん。
多摩川では現在16の業者がラフティング、ダッキー、カヌー、カヤック、キャニオニング、SUP(スタンドアップパドルボート)など様々なレジャーツアーを提供する。装備はレンタルでき、手ぶらでも参加可能。レジャーツアーを楽しんだ後にバーベキューもおすすめ。ツアー料金は、半日コース1人5000〜8000円、着替え含め3時間程度。
都心から訪れる人も多いが、柴田さんは地元の人達とこそ、川のある暮らしを一緒に楽しんで行きたいと言う。
問い合わせは0428(74)9453A―yard。(澤村)