あきる野市 オープンガーデンマップを配布 11軒が協力し、庭公開
あきる野市は16日から、市役所1階総合案内や五日市出張所などで、新年度の市オープンガーデンマップを配布する。市内の個人や飲食店など11軒が庭の公開に協力し、各庭の特徴や公開期間などをマップに掲載している。
同市は06年度から、個人宅の庭をボランティアで公開してもらうオープンガーデン事業を開始。当初は2軒からのスタートだったが、現在は毎年10軒程度の個人や店が協力している。昨年はマップに載っている庭の鑑賞に、市内外から約3000人が訪れたという。
長年マップに協力している、同市二宮の後藤木の実さん(70)は、パンジーを種から育て始めて35年ほど。今では1000株ほどの苗を作り、約500株のパンジーやビオラが庭を彩る。残りの約500株は近隣に分けているという。後藤さんは「今年は暖かくて、成長が早いみたい。5月初頭に満開になるように育てています」と話している。
公開時間は原則午前10時~午後4時。各個人宅・店には、入り口付近にそのときに公開しているかなどがわかるプレートを設置している。マップには電話番号も載っているので、公開期間などは問い合わせを。
マップは、市ホームページからダウンロードも可能。問い合わせは042(558)1394まで。 (佐々木)