NPO青梅こども未来が移転 コミュニティテラスみらい館プラスもオープン

会員が選んだ絵本が並ぶ

青梅市NPO法人青梅こども未来(栗原久美子代表理事)は8月に事務所を青梅市東青梅から同市新町に移転し、このほど「コミュニティテラスみらい館プラス」を同所にオープンした。お披露目会を11日までの4日間開催し、10月中はオープニングイベントとして親子を対象に無料開放する。

同団体は19年前、栗原代表が子どもを中心とした多世代交流を目的に創設。スキンシップ教室や家族向けのボードゲーム広場、母親やシニア向けのストレッチ、ヨガ教室など幅広い年齢層向けの事業を実施している。栗原代表がより気軽に立ち寄りやすい場所への移転を検討していたところ、スーパーに面し交通量が多い同物件と出合い移転した。

シニア会員の作品を展示販売するギャラリーショップや絵本コーナーや相談室を新設。簡易的なコワーキングスペースの運用も検討中で、今後はより質の高い親子の居場所づくりの提供を考えているという。栗原代表は「NPOを立ち上げた頃と比べ、市が運営する無料の子育て支援施設は増えてきた。今後はお母さんが気軽に立ち寄って、ほっとできる居場所を作りたい」と話す。

開館時間は10時~16時(12時~13時は閉館)。第3月曜休館。公式サイトにイベントカレンダーを掲載している。問い合わせは0428(78)0762まで。(藤野)