羽生人形店でひな人形営業 3月3日まで無休 多様な客の好みに対応 段飾りからケース入りまで

日の出町大久野の羽生人形店(羽生隆店主)で、ひな人形の営業が活況となっている。多様化する客の好みに合わせ、豪華な七段飾りからコンパクトな平段飾り、扱いが楽なガラス(アクリル)ケース入りまでバラエティーに富んだ品ぞろえで対応している。

羽生人形店
売約済みが増えてきた店内。在庫の多いうちに早めの来店がおすすめ

ひな人形を飾るという行為には、女の子の健やかな成長と将来の幸せへの願いが込められている。時代とともに住宅事情や生活様式が変わり、主流は段飾りから平飾り、収納型などへと小型化してきている。だが、子や孫の幸せを願う周囲の思いには普遍的なものがあるという。

「お人形の衣装、飾り物、ボリュームなど何を優先して選ばれるかはお客様によってそれぞれ違います。ご予算内で気に入ったものが見つかるようお話を伺うようにしています」と同店では話している。

営業時間は午前9時~午後6時(原則)。3月3日まで無休。問い合わせは042(597)0755まで。(伊藤)