日光橋 都選定歴史的建造物に 美しい煉瓦のアーチ橋 福生市熊川の玉川上水

無題 福生市熊川の玉川上水に架かる日光橋が24日、都選定歴史的建造物に選定された。煉瓦を使用した美しい橋は1891(明治24)年に建設され、その後、1950年に拡幅工事を行っている。
都は、都景観条例に基づき文化財を除き建設後50年以上を経過した歴史的価値を持つ建造物で景観上重要なものを、歴史的建造物として選定している。今回の選定で96件を数えた。
日光橋は煉瓦アーチ及びRCアーチ橋で、橋長約16㍍、幅員9・2㍍。煉瓦を使用した橋では初めて選定された。選定されると、都が公表している歴史的景観形成の指針が適用され、建造物等の周辺100㍍の範囲内で建築行為などを行う者に、歴史的景観への配慮を求めることになっている。(岡村)