贅沢の極み 天然氷のかき氷 井中居で始まる 青梅市

無題
抹茶小豆、ゆず蜜、カシューナッツミルク勾玉豆腐入りの3種

青梅市藤橋の井中居は1日から「井中居特製・天然氷のかき氷」の提供を始めた。梅雨明けも間近となり、竹林を渡る風が吹く店内で、南アルプス八ヶ岳の天然氷を使ったかき氷は贅沢の極み。女性たちに大いに喜ばれそうだ。
冬の自然の寒さだけでゆっくりと時間をかけて作った天然氷。ゆっくりと凍らせると、不純物を含まない純度の高い氷になる。昭和の初め頃、全国に100軒近くあった天然氷蔵元だが、今は5軒ほど残るだけ。
井中居では名水百選「八ヶ岳南麗高原湧水群」と言われる地域の地下100㍍の井戸からくみ上げた水で作った氷を使用。自家製の無添加シロップをベースに、抹茶小豆、ゆず蜜、カシューナッツミルク勾玉豆腐入りの味で楽しめる。いずれも1000円(税込)。
期間は9月中旬まで。かき氷だけでの来店も可。平日午後1時~4時半。問い合わせは0428(30)1661まで。(岡村)