古民家と蔵を改装 喫茶ギャラリーおいわけプレオープン あきる野市

蔵ギャラリー
親子4人展の会場となった蔵ギャラリー

古民家と併設する蔵を改装した喫茶ギャラリーおいわけ(あきる野市乙津、浦野悦子店主)が16日にプレオープン。「親子4人展」に合わせ24日まで営業した。

蔵ギャラリーを使った「親子4人展」は店主の浦野さんと娘の里美さん、知人の工藤秀征さんと娘の彩里さんの2家族4人による絵画展。キノコなどを描いた浦野さんのボタニカルアート、里美さんの日本画、工藤さんの油絵と彩里さんのパソコン画で、バラエティーに富んだ展示となった。

店は交通量の多い檜原街道に面しているが、引き戸の向こうは落ち着く空間。蔵ギャラリーも一歩中に入ると不思議と車の音が気にならず、展示に集中できる。

本格オープンは来春以降で、当面は土日のみの営業。「コーヒー、紅茶とお茶菓子でほっと一息つける空間になればいい。ここで何ができるのか、どんな需要があるのか、探りながらやっていきたい」と浦野さん。蔵ギャラリー、母屋のスペース貸しも行っている。営業時間は午前11時~午後4時。(伊藤)