カーシェアリング事業を開始 奥多摩町とJR東日本八王子支社、タイムズモビリティ 観光施設へ移動手段充実

 奥多摩町とJR東日本八王子支社、タイムズモビリティが10日から同町でカーシェアリング事業を開始した。奥多摩駅前ステーションに自動車3台を配置している=写真。
鉄道と鉄道からの2次交通となるカーシェアリングを活用し、同町の観光施設などへの移動手段を充実させ、回遊性を向上。地域の活性化と観光経済の発展を目指す。
今回開始する事業は、一昨年4月に同町とタイムズモビリティが連携して開始したドライブチェックインサービスの利用促進と、JR東日本が参加することでSuicaレール&カーシェアサービスを提供し、奥多摩への来訪促進に繋げるもの。
来年3月31日まで優待キャンペーンを行っている。同町川野にある「山のふるさと村」などの対象施設をドライブチェックイン目的地に設定し、その施設で30分以上駐車すると、タイムズカーシェアで次回以降に利用できる電子優待券「カーシェアeチケット30分」を付与する。
また、首都圏のSuicaエリアから「Suica」で鉄道を利用した人を対象に、対象ステーションのタイムズカーシェアの利用料金を220円分優待する。
ドライブチェックインの対象施設は「山のふるさと村」のほか、鳩ノ巣渓谷、大丹波川国際虹ます釣り場、奥多摩水と緑のふれあい館。(岡村)