羽村 はるのひbagle bakely 国産にこだわる安心の味 こぶりのベーグルをビュッフェで

 

ビュッフェではべーグル、スープ、サラダ、ドリンクを好きなだけ楽しめる

羽村市緑ヶ丘の「はるのひ(ベーグルベーカリー)」(加藤宏美店主)は、国産小麦100%の手作りベーグルと、近隣で採れた新鮮な野菜をふんだんに食べられるサラダやスープ、ドリンクをビュッフェスタイルで食べられる店。ボリューム感もさることながら、国産の材料や手作りにこだわっており、安心して食べられるところが気に入っている。

座敷席が充実した店内に立つ加藤店主

今年1月、「お母さんたちが子どもと一緒に訪れてゆっくりできる店」をコンセプトにオープン。加藤店主(37)自身が3児の母であり、子育て中にのんびり食事をできる場が少なかったという経験から、「お母さんたちがたまには息抜きをして、外でおいしいごはんを食べられる場を作りたい」と考えた。店内は20席用意され、おもちゃがある座敷席も設えた。

コンセプトは、ベーグルのサイズ感にも現れる。「子どもが幼稚園のお弁当に入れていたサイズなんです」というとおり、ころんと小さめ。「ビュッフェでいろんな味が食べられるように」「子どもが一人で手に持って食べやすいように」と、手間暇かけて小さめサイズで作っているという。使う食材はすべて国産で、具となるカレーやあんこ、サラダのドレッシングなどまで手作りなのもうれしい。

「『おいしいから宣伝しておいたよ』と言ってくださる方もいて、地域の人に支えてもらっています」と加藤店主。「ベーグルの生地は卵や乳製品、油分を使わないのでヘルシー。ゆっくり過ごしながら安心して食べていただけたら」と話していた。

テイクアウトのランチボックス。卵サンドは事前に予約が必要

テイクアウトのランチボックス(ベーグル2個または卵サンド、ミニサラダ、スープ付き)=800円、ベーグルとスープかサラダのセット(500円)も人気。ベーグル、スープ、サラダ、ドリンクバーのビュッフェは大人1300円、小学生800円、幼児500円。ビュッフェ以外のイートインメニューもある。

営業時間は9時半~17時(ビュッフェは15時まで)。不定休。問い合わせは042(578)9996まで。

ベーグル店の店主おススメ!
意外に合う具材を紹介

一般的にベーグル生地は、牛乳やバターなどの乳製品や油脂、卵は使わず作るのが特徴。はるのひベーグルベーカリーの加藤店主曰く「ベーグルのもちもち感と小麦本来の甘みがご飯によく似ているので、ご飯に合うおかずなら何を合わせても相性がいいんですよ」とのこと。

はるのひベーグルベーカリーで販売している「ひじきとこんぶのおやき風ベーグル」(左)

たとえば同ベーカリーでは、ひじき、こんぶ、ひき肉をゴマ油と醤油で炒めたものを合わせた「ひじきとこんぶのおやき風ベーグル」(180円)を販売。ためしにいただくと、シンプルな生地に和風の具材がよく合う。

家庭で作れるものとしては、「プレーンベーグルにきんぴらごぼうやチンジャオロース、焼鮭にちょっとマヨネーズを合わせてお野菜と一緒にサンドしてもおいしいですよ」と加藤店主。「梅肉と塩昆布と刻んだキャベツを和えたものをサンドしても。無限大の楽しさがあります!」とも。

加藤店主のアイデアを参考に、自己流の「意外な組み合わせ」に挑戦してみては。(佐々木)