瑞穂町の栗原園「冷凍イチゴ」「けずりいちご」 20日まで販売

「けずりいちごを食べて涼んでほしい」と栗原さん

瑞穂町二本木791で観光イチゴ摘み取り園「くりりんベリー」を経営する「栗原園」は7月24日、農園で採れたイチゴを丸ごと冷凍した「冷凍いちご」と、冷凍いちごを削った「けずりいちご」の販売を始めた。夏季限定で、20日まで販売を予定する。

昨年夏、形や大きさが不ぞろいでパック詰め商品として出荷できないイチゴのロスを減らすために考案した商品。「紅ほっぺ」「よつぼし」「おいCベリー」の3品種を使用する。今年1〜5月に収穫したイチゴを電解質生成装置で殺菌後、ヘタをとり、急速冷凍庫でマイナス40度まで一気に冷却する。急速冷凍することで品質を落とさず、イチゴ本来の美味しさを保てるという。

けずりいちごは、冷凍いちごをかき氷機で削り、練乳をかけてカップで提供する(1杯500円)。冷凍いちごは100㌘250円で量り売り。どちらもキッチンカーで販売する。

店主の栗原宏二さん(62)は「夏の時期でもイチゴを楽しめるよう工夫した。これから暑い時期になるので、けずりいちごを食べて涼んでほしい」と話す。

営業時間は10時〜15時。問い合わせは042(568)7770まで。