丹波山村の新庁舎 建設業者、企画提案型で選定

新庁舎の完成予定図(内装)

山梨県丹波山村は、2022年度に運用開始予定の新庁舎建設に携わる設計・施工業者を企画提案型のプロポーザル方式で選定。橋本尚樹建築設計事務所(千代田区)と太陽工業(本社・大阪市)がそれぞれ設計・施工業者に決まった。

村の公募に9社が応募した。村は審査委員会を設け、全業者からヒアリングするなどして各社の企画を比較。内装に木材をふんだんに使い、インパクトのある外観を提案した橋本尚樹建築設計事務所・太陽工業グループを選んだ。デザインの独創性が決め手となったという。

役場庁舎は現在地から村の入口にあたる国道411号沿いに移転するのに伴い新築される。事業計画では、今年度中に設計を終え、21年度に着工。22年度4月に運用開始を予定する。建設費は約6億円。(伊藤)