野﨑酒造 秋限定の「純米山田錦一火入」 17日発売

新酒はひと夏越した秋に熟成を増し、一段と深い味わいに

秋川の地酒「喜正」の蔵元、野﨑酒造(野﨑三永社長、あきる野市戸倉)は17日から秋限定の「純米山田錦一火入」を出荷する。

同蔵では毎年11月〜3月、蔵元杜氏として奮闘する野﨑社長(58)をはじめ職人たちが手作業で酒造りを行っている。新酒はひと夏越した秋には熟成を増し、一段と深い味わいになる。一般に〝ひやおろし〞として販売される。

「純米山田錦一火入」は、酒造好適米の山田錦を60%まで精米し、小さなタンクで手をかけ造られた特別な酒だという。野﨑社長は「低温庫で熟成し、山田錦ならではのまろやかさに深みが加わった」と話している。

1・8㍑瓶で2730円(税別)、720㍉㍑瓶で1365円。価格はいずれも税別。喜正取扱店で求められる。問い合わせは042(596)0123まで。(岡村)