青梅市庁舎でテレワーク可能に　１人用ワークブース設置

青梅市はコロナ禍でテレワークの注目とニーズが高まっていることを受け、庁舎１階に個室型のワークブース「テレキューブ」を２台設置した。10日、運用するテレキューブサービス（千代田区）と連携協定を結び、11日から稼働している。

市内公共施設のテレワーク環境整備を検討していた同市企画政策課がテレキューブの利便性に着目し、設置した。

「テレキューブ」は幅１２０㌢、高さ２３１㌢、奥行き１２０㌢の１人用作業空間。中には机と椅子、サーキュレーターが設置され、電源やＵＳＢ給電口が利用できる。

２台の換気ファンが40秒に一度全ての空気を入れ替えるため定期的に換気ができる。

締結式で浜中啓一市長は「ｗｉｔｈコロナ時代、テレキューブ設置は多くのニーズに応えられると思います」と期待を寄せた。同社の小山田佳裕社長は「テレキューブはコロナ禍で住宅地周辺の利用時間が増加し、住宅地への設置を進めています。他の市町村からも設置の依頼がありますが、庁舎への設置は青梅市が初めて」と語った。

利用は15分２５０円。スマホで会員登録（無料）し予約する。開錠、施錠もスマホで行う。（藤野）