世相占い「今年はいい年に」 あきる野 二宮神社で筒粥の神事

鍋に竹筒を入れて粥を炊く様子を見守る河野宮司ら

筒に入った米の量で作物の吉凶を占う「筒粥(つつがゆ)の神事」が14日早朝、あきる野市二宮の二宮神社(河野清亮宮司)であった。米など穀類の作況は概ね良好の結果が出た。

神事はかつて小正月に全国で行われてきたが、西多摩地域では二宮神社だけに残る風習となった。

長さ約10㌢ほどの篠竹30本を鍋に入れて粥を炊き、炊き上がった時に竹筒に入っている米の量により地元で栽培される作物29種の作況と世相を10段階で占う。

結果は「えん豆」「大豆」、米の「中て田」が最高の10で豊作と出たほか、世相を示す「世の中」も10だった。

同神社責任役員の村野茲美さんは「序盤にうぐいすれる『鶯菜』や『大麦』が『3』と芳しくない結果だったので不安になったが、その後『8』以上が続き、『世の中』も『10』となった。今年はいい年になる」と、コロナ禍で暗い話題が多い中、希望の持てる結果になったと話した。(伊藤)