あきる野市 みつばちファーム 名物ジェラートさらにおいしく

トッピングにはちみつが付く

あきる野市と八王子に7カ所の養蜂場を持つみつばちファーム(あきる野市上ノ台、犬飼博社長)で、このほどジェラートを製造する機械と冷凍庫を一新した。新しい機械で作ったジェラートは4月から併設のカフェで提供している。

以前の機械と比較して3倍のスピードでジェラートを作れるようになった。冷却スピードが上がり、舌触りも滑らかに。併せて零下50℃まで冷やせる冷凍庫を導入、作りたてと変わらない鮮度を維持できるようになった。

カフェで笑顔の犬飼社長

同社が採蜜したアカシア、さくらの2種類のはちみつを使って作るジェラートは砂糖不使用だが甘くて濃厚。見た目はほとんど変わらないが、はちみつの味が大きく違う。アカシアは癖がなくて食べやすく、サクラはややさっぱりして独特の風味がある。価格はシングル400円、ダブル500円。

ジェラート担当で責任者の石原翔馬さんは「おいしいジェラートを、あきる野市の名物にできたら」と話し、犬飼社長は「良いものを作ることで、はちみつのおいしさをお客さんに口コミで広めてもらうことが一番の宣伝になると思っています」と話した。

カフェは通常土曜、日曜、月曜営業だが、大型連休中は水曜以外毎日営業する。営業時間は11時〜17時。問い合わせは042(519)9327まで。(藤野)