瑞穂町けやき館で八高線・箱根ケ崎開業90年の特別展

八高線・箱根ケ崎開業90年の特別展「ふるさとの鉄路」が20日まで、瑞穂町郷土資料館けやき館(同町駒形富士山)で開かれている。八高線は1928(昭和3)年に工事を着工し、3年後に八王子~東飯能間25・6㌔が開通した。

特別展では昭和期の車両の写真や切符、先頭車両の前面に差し込んで使っていた「奥多摩」「秋川」などの行き先板を展示。青梅線、五日市線の懐かしい写真や、箱根ケ崎からのバス路線の関係資料もある。JR東日本、あきる野市、羽村市、福生市などの各資料室、立川バスや奥多摩工業などが資料提供した。

青梅鉄道資料調査室の三村章さんによる講演会「八高線90年のあゆみと瑞穂」が18日、多目的室である。定員100人。参加無料。コロナ感染状況により延期の可能性も。申し込みは042(568)0634けやき館まで。