瑞穂町 ニャンニャンみずほ ボランティア募集中 譲渡会は毎月第1・3日曜

親とはぐれた子猫にミルクを与える
親とはぐれた子猫にミルクを与える

 瑞穂町の動物愛護ボランティア団体「ニャンニャンみずほ」(福島喜子代表)は、迷い猫の保護と里親探しなどを行っている。20日、新たな飼い主を見つける譲渡会をみずほエコパークで開き、近くの山で保護された猫3匹のお試し保育先が決まった。

 会は不幸な猫をなくしたいと10年前に設立。7年前から譲渡会を始め、1000匹以上の猫が新しい家族を見つけている。活動拠点はなく、会員20人が自宅で保護猫の飼育、看病を担う。猫を増やさないよう迷い猫に避妊、去勢手術をして戻し、地域猫として見守る活動も行っている。

 活動資金は町の助成金と寄付のみ。交通事故で多額な医療費が必要な場合もあり赤字続きだという。現在、会員が心配するのは、今年助けた2匹。虐待と思われる大ケガで保護したメスと、交通事故で右足を切断したオス。共に元気になりつつあるが、里親探しはこれからで医療費がかさんでいる。

「猫のいる幸せを感じてほしい」と話すボランティアの皆さん
「猫のいる幸せを感じてほしい」と話すボランティアの皆さん

 会では寄付金や物資の協力を呼びかけている。福島さんは「春は子猫が増えますが、飼い主のいない子猫は処分されることがまだまだ多い。大切な命を守りたい」と話している。

 譲渡会は毎月第1・3日曜10時〜みずほエコパークで開催。ボランティアも募集している。寄付金はゆうちょ銀行018-7380320へ。問い合わせは090(7175)2538福島さんまで。(山石)

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