青梅 霞共益会館併設「ふじ嘉」が「できるだけ青梅産野菜とチキン スープカレー」提供

専用トッピングを乗せた、野菜がごろごろ入ったスープカレー。野菜は収穫時期により異なる
専用トッピングを乗せた、野菜がごろごろ入ったスープカレー。野菜は収穫時期により異なる

 JA西東京本店(青梅市野上町)にある霞共益会館併設のレストラン「ふじ嘉」(堀内愛オーナー、敬裕店長)が8月8日から、市内産の野菜を使った「できるだけ青梅産野菜とチキン スープカレー」(1080円)を提供している。

 具材はできるだけ同市産の食材を使い、トッピングに「青梅市産野菜4種」(330円)、「じゃがいも」(110円)を用意。野菜の持ち味を生かせるよう、調理方法を研究した。オーナーがスパイスを10種以上配合。しっかりした辛さが特徴。

 同店は昨年10月にオープン。堀内さん夫妻は「できるだけ西多摩の野菜を使う」というコンセプトで、地域の食材を取り入れてきた。「野菜メインのメニューが作りたい」と考え、スープカレーの開発に至った。

 「安心して食べてもらえるメニューにしたい」と考え、服部幸應氏が会長を務める「HATTORI食育クラブ」(新宿区)の認定を受けることを敬裕店長が提案。安全性、味、栄養価の3項目で審査されるもので、試作品を携え4回ほど出向き、7月末に認定を受けた。

 敬裕店長は「中身がしっかり詰まっていて、食べ応えがある青梅市産野菜の魅力を引き出せたと思う。ぜひトッピングをのせて食べてほしい」と話した。

 営業時間平日の11時〜14時。週末は不定期に営業。問い合わせは0428(84)2601まで。(藤野)