檜原村 公設民営、会員制のテレワーク施設オープン 

川に突き出た広々としたテラス。ここでも仕事ができる
川に突き出た広々としたテラス。ここでも仕事ができる

 檜原村笹野地区に会員制テレワーク&ワーケーション施設「Village Hinohara(ヴィレッジヒノハラ)」がオープンする。村が建物を建て、一般社団法人アナドロマス(清田直博代表理事)が施設を借り受けて運営する、公設民営のプロジェクトだ。

大きな開口部からは、室内にいながら豊かな自然を感じられる
大きな開口部からは、室内にいながら豊かな自然を感じられる

 利用者は、緑に囲まれ、目の前を秋川が流れるぜいたくな環境の中で仕事をすることができる。施設内にはキッチンやシャワールーム、ベッドルームもあり、宿泊も可能だという。

 清田代表は「この施設は、『働く』をテーマにした交流拠点。村民や移住者、村外のテレワーカーやノマドワーカーが共に働き、地域と交流しながら新たな価値を創り出す場になればうれしい」と話す。

 料金は、サテライト会員(日中のワークスペース利用+宿泊4泊まで無料)は月会費2万2000円、コワーキング会員(日中のワークスペース利用のみ)は月会費1万1000円、ドロップインで利用する場合は、日中利用料2500円、宿泊料5500円〜(いずれも別途入会金あり)。檜原村民は特別価格で利用が可能。

 施設は11月30日より正式オープン予定で、現在は施設の内覧が可能なプレオープン期間。問い合わせはinfo*villagehinohara.tokyo(*は@に変換)、詳細は公式サイトから。(高野)