はむらの酒粕グラノーラ 滝島商店が発売 羽村に新たな産物を
「愉しい暮らし」を経営理念に掲げ、住宅事業、美容事業、筋膜メディカル事業を展開する滝島商店(羽村市羽東)が20日、オリジナル商品「発酵のめぐみ 日本酒はむらの酒粕グラノーラ」(200㌘1350円)を発売した。
同市の米農家、清水亮一さん(60)が4年前からつくる日本酒「はむら」の酒粕をオーツ麦の生地に加えロースト。ほのかな酒粕の香り、生地とナッツのサクサク感、ドライベリーの酸味がくせになる。一口大の大きさで、菓子感覚で食べられるのもうれしい。
同社理念の促進や地域活性化への思い、清水さんの「仕込みで出る大量の酒粕を活用し、地域に貢献したい」との思いが重なり、商品開発に至った。
中心となり商品開発した同社の羽村綾那さん(29)は「酒粕は腸活に良いとされている。気軽に食べて健康になれる商品を作りたくて開発した。私も毎日食べています。ヨーグルトに入れるのもおすすめです」と話す。
同社1階のコミュニティースペース「FLAT BASE」で試食できる。5月中旬からFLAT BASEほか、市内酒販店等で販売予定。商品取扱店も募集中。問い合わせは042(554)2239まで。
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日本酒「はむら」も販売中。羽村産の米、水で仕込む酒。フルーティーな味わいが特徴。720㍉㍑1760円。限定1500本。同市観光案内所ほか、市内酒販店で購入できる。問い合わせは042(555)9667まで。(鋤柄)