あきる野市秋川体育館 ロビーで焼きたてを販売

地元農家が育てたサツマイモを利用
地元農家が育てたサツマイモを利用

 あきる野市秋川体育館・中央公民館のロビーで焼き芋が販売され評判を呼んでいる。受付カウンター横の専用機械で1時間ほどじっくりと焼き上げる。ロビーには焼き芋の甘い香りが漂う。

 焼き芋は2年前から販売。値段は芋の大きさによって350円〜600円ほど。品種は紅はるかとシルクスイートが選べる。昨年まで紅はるかだけだったが、今年はJAあきがわが協力。地元農家に焼き芋に適したシルクスイートの栽培を依頼し、地元のサツマイモが楽しめるようになった。

 利用者の中には、スポーツの前に予約していく人も多いそう。体育館外の「やきいも」ののぼり旗を見て車で寄る人、隣の都立秋留台公園の散歩がてらに買いに来る人も。

「スタッフ全員が焼けます」と山内さん
「スタッフ全員が焼けます」と山内さん

 同館指定管理者のシンコースポーツは全国各地のスポーツ、文化施設を管理。各地の施設でも焼き芋販売を行っている。総括責任者の山内俊さんは「焼き芋は人気で、特に週末はよく売れます。各地の紅はるかに、地元のシルクスイートも加わった。ぜひ食べ比べてください」と話す。

 ロビーで市内福祉施設やシルバー人材センターの手作り手芸品なども取り扱う。焼き芋はファインプラザでも販売している。(山石)