会場企画で地域連携進む
24時間以内に奥多摩の山中71・5㌔を走る「第34回日本山岳耐久レース(ハセツネCup)」が10月11、12日に行われる。定員2000人の枠が受付開始から約10分で埋まる人気の大会。今年は初の試みとして、レースの様子をYouTubeで生中継する。
大会は11日13時にあきる野市の五日市中学校をスタートし、トップ選手は同日20時ごろにフィニッシュする。ただ、選手はスタート後すぐに山に入るため、走る姿を地元の人が見る機会は少なかった。主催の日本山岳スポーツ協会の原誠一郎代表理事は「地元の人にもっと知ってもらわなければと感じていた」と明かす。
配信では深夜まで先頭争いを追い、その後はゴールの様子を流す。翌朝8時ごろからは、諦めずにゴールを目指す選手たちの姿を映す予定という。
発着点の五日市中学校には大型モニターを設置するほか、選手を迎える花道や応援用の椅子を用意。スタート後には隣接する五日市会館側にキッチンカーが出店し、家族や友人、地元の人も食べたり飲んだりしながら応援できる空間をつくる。
山中でのクマ対策として、選手には熊鈴など音の出るものを身に付けるよう呼びかけるほか、配置スタッフにも音で存在を知らせるなどの対策を伝えている。檜原街道沿いの街路灯にフラッグを掲げるなど地元との連携も進む。
原さんは「都内にこれだけの山があり、電車で来られる大会はあまりない。自分たちのまちでこんなことをやっていると知って、誇りにしてもらえたら」と話している。
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