亜細亜大学日の出キャンパスに日の出町初 トレーニングジム完成 高機能・最新式の機器

野球、陸上、サッカー、テニス部なども利用

 「地域のスポーツパーク」となる計画で再開発中の亜細亜大学日の出キャンパス(日の出町平井)2期工事がこのほど完了し、トレーニングジムを中心としたASIA SPORTS CENTER(日の出トレーニングセンター)が完成。今後、一般の人もトレーニングジムを利用できる予定だという。

 同町初のトレーニングジムには五輪選手が利用する国立スポーツ科学センターにあるのと同じ高機能・最新式の筋トレ機器30種60台余りを設置。

 ダイエットや体力向上などそれぞれの目標に合わせてトレーナーのアドバイスが受けられるのも大きなメリットだ。

 スポーツに力を入れる亜大で、日の出キャンパスは硬式野球部、男女陸上競技部、サッカー部、男女テニス部が主に利用する。今後は大学生と地域の人が同じ空間でトレーニングする光景が日常的に見られるようになる。

 再開発工事は現在、最終段階の3期に突入し、敷地内外周のランニングコース、多目的グラウンドの人工芝化、テニスコート10面の整備が来年3月に完了予定。4月からはサッカー場やランニングコースなどの一般開放が始まり、各施設の一般利用も可能となる予定だ。

 再開発工事を監督する同大スポーツ振興センターの西村忠之課長は「スポーツパークは地域に開かれた存在。施設の利用だけでなく、休日には家族でお弁当を持ってスポーツの試合を見に来てもらうなど、日常的に使ってもらいたい。そうすることで自然と学生と地域の交流が進み、地域の方が亜細亜大の応援団になってくれたらありがたい」と構想を語る。

 スポーツパークの完成まで4カ月余り。まずはトレーニングジムを利用してみたい。問い合わせは042(519)9668メジャートレーナーズ(須藤)まで。