野﨑酒造が「秋川のかじっか」発売 あきる野産米「五百万石」使用

IMG_2552 あきる野市戸倉の野﨑酒造(野﨑三永社長)はこのほど、あきる野産の酒米を使った純米酒「秋川のかじっか」を発売した。令和の時代の幕開けを地元産の酒で祝うのも洒落ている。
米は「JAあきがわ酒米生産者の会」が丹精込めて栽培した。秋川の酒「喜正」で知られる同酒造では杜氏でもある野﨑社長(56)が酒造りの先頭に立ち、今年1月に仕込みを行い、2月下旬にしぼった。
野﨑社長は「あきる野産の酒米での酒造りは昨年に次いで2度目で、米の特徴も分かってきたこともあり、もろみの経過も順調だった。これからの新緑の季節に相応しい爽やかな味わいに仕上がりました」と話している。
かじっかが描かれたラベルは地元の書家、田野倉萼水さん(95)が描いた。
720㍉㍑びん1200円(税別)、1・8㍑びんは2400円(同)。地元の喜正取扱店やJAあきがわ直売所などで求められる。(岡村)