雲取山の「奥多摩小屋」が閉鎖

cropped-e8a5bfe381aee9a2a8e383ade382b3e382991-1-4.jpg 雲取山(2017㍍)の登山道沿いにある山小屋「奥多摩小屋」が先月31日で閉鎖した。施設が老朽化し、利用者の安全を確保することが困難なための措置。閉鎖によりテント泊およびトイレの利用もできなくなった。
今後については、奥多摩町と環境省奥多摩自然保護官事務所、都環境局多摩環境事務所、都水道局が協議を行い決定していくという。
同小屋は1959年に建設された。山梨県丹波山村側の登山口から4、5時間の登山道沿いにある。標高は約1800㍍。宿泊もでき、テント泊と共に重宝されてきた。
しかし、建築から60年近く経過し、老朽化が激しく、テント泊は増えているものの宿泊者は年々減少してきた。こうした状況を踏まえ、管理運営主体者の同町は同小屋を閉鎖することを昨年3月に発表していた。(岡村)