羽村灯篭流し厳かに 揺れる灯 合掌の想い

灯篭流し 夏の風物詩、灯篭流しが3日、羽村市の宮の下運動公園広場前の多摩川であった。夏の夕闇の中、多くの灯篭が浮かび、辺りを幻想的な雰囲気で包んだ。 羽村灯篭流し実行委員会(島田幸成実行委員長)が主催し、今年で37回を数える伝統行事で、3000人近くが足を運んだ。
午後6時半の開始時刻を前に会場には灯篭を持った老若男女が続々と集まった。灯篭を静かに川面に浮かべると両手を合わせ様々な思いを巡らせていた。
島田実行委員長は「羽村市ではお寺や関係者の努力でしっかりと日本の心の行事が守られている」と感謝した。(岡村)