塩船観音寺 恒例の大しめ縄づくり 子年は千手観音が守り本尊 特別朱印も

青梅市塩船の塩船観音寺(橋本公延住職)で21日、大しめ縄づくりが行われた。年の瀬恒例の行事。大しめ縄は参道の夫婦杉に飾り付けられた。
川鍋良一郎さん、山際國允さん、若林鴻志さんら総代役員20人余りが参加。力を合わせて長さ約7㍍の大しめ縄3本を編み上げた。
同寺では新年午前零時から秘仏本尊千手観音を開扉し、信徒、参拝者の1年の平穏無事、福徳円満、諸願成就を祈念する。
干支にはそれぞれ仏様、守り本尊が配当されており、その年に生まれた人を守護してくれると伝わっている。来年の子年は千手観音が守り本尊となる年で、同寺では12年に1度を記念し、紺紙金泥の特別朱印を奉製してくれる。
十一面千手千眼観自在菩薩は、現世利益の霊験あらたかであるとされ、衆生の世界を見渡し、無数の眼と手で救ってくれるとされる。
受付時間は午前9時~午後4時。御朱印料500円。(岡村)