青梅市社協 学習支援サポーターを募集 家庭の学習環境が整わない子を指導

 青梅市社会福祉協議会(金子典由会長)が学習支援サポーターを募集している。対象児童、生徒の拡大が予測されたためで、「少しでも興味のある人は問い合わせを」と呼びかけている。
 同サポーター制度は2017年度にスタート。経済的理由などで家庭の学習環境が整わない子が基礎学習から学べる機会を提供している。対象は小学3年生から中学3年生まで。サポーターが自宅に訪問し、週1回90分間、指導を行う。
 これまで延べ26人が利用。現在は14人が受けている。同サポーター制度の認知度が高まっているほか、新年度を迎え、対象児童、生徒の拡大が予測されることからサポーターの拡大を図る。
 月曜日から金曜日までの夕方から午後8時まで。サポーターには1回2000円(交通費込み)の活動費が支払われる。
 同社協では、将来教員を目指している学生や経験を活かしたい教諭OB、塾、家庭教師経験者、未経験でも意欲のある人の応募を広く呼びかけている。問い合わせは0428(23)7163まで。(岡村)