日の出町 青木農園 無添加・無着色のブルーベリージャム

JA秋川の青壮年部の部長も務める青木代表

夏の味覚、ブルーベリーが収穫時期を迎えた。日の出町平井の青木農園(青木崇代表)では、コロナ禍の今年は摘み取りや直売を行わないことに。一方で、無添加・無着色、甘さ控えめで濃厚なブルーベリーの旨みが詰まったジャム「青木農園のブルーベリー」(160㌘450円税込)の販売に力を入れる。

同農園は例年、7月後半~8月末に一般向けの摘み取り・直売を行っているが、新型コロナの感染拡大を懸念し、やむなく中止とした。その代わりに、余った実を加工して昨年から同町ふれあい農産物直売所(同町大久野)で販売しているジャムに注力する。

青木代表(45)が同農園を始めたのは10年ほど前。同地の気候に合った品種をと、数種類を試験的に栽培し、ティフブルーとホームベルの2種を見つけ出したことに始まる。現在は約250株を1500平方㍍の畑で栽培している。

青木代表は、「ブルーベリーを町の特産物にしたいと取り組んでいます。今年は保存できるジャムの販路も広げていきたい。8月からは完熟の生のブルーベリーも販売します。地元の味をぜひ試してほしい」と話す。

問い合わせは080(4463)5927まで。(木住野)