ラフティング×ごみ問題「第1回青梅リバークリーンマラソン」 地域課題を楽しく解決

川から拾い上げたごみと参加した皆さん。参加者の中にはトリノ五輪 スノーボードハーフパイプ日本代表の成田童夢さんの姿も

地域課題とレジャーを組み合わせ、課題解決につなげる新たな試みが24日、青梅市であった。ラフトボートで川を下りながらごみを拾い、その重さを競う「第1回青梅リバークリーンマラソン」に、8チーム31人が参加した。(伊藤)

レースは、24、25両日行われたラフティングの大会「第20回御岳カップ」の一環として行われた。この夏、青梅で関心が高まった川のごみ問題を、ラフティングとマッチングさせることで部分的にでも解消できるのではないかと、大会ディレクターの柴田大吾さん(43)らが企画した。

参加者は3~4人のチームごとにボートに乗り込み、御岳から河辺下グラウンドまでの約15㌔を約3時間かけて下りながらごみを拾い集めた。途中、3カ所にグルメスポットが設置され、小澤酒造の甘酒、B‐YARDの焼肉、ちゃんちき堂のシフォンケーキが振る舞われた。さながらグルメマラソンのようだった。

ゴール地点の河辺下グラウンドには自転車、パイプ、トタン、シンクなどの金属ごみを中心に、ペットボトルなどの細かいごみが積まれた。チームごとに集めたごみの重量を計測し、順位を競った。1位は321㌔、8チームの総量は1・3㌧だった。

柴田さんはこの夏から毎週日曜と月曜、川下り仲間とリバークリーン活動を続けている。「これをレースにしたら面白いだろうなと企画したら、やっぱり楽しかった。これだけたくさんのごみが川にあるということは、川で活動する人がまだまだ少ないことが原因とも考える。川で遊ぶ人が増えると川がきれいになることを、今後の活動で実証していきたい」と話した。