瑞穂町図書館 22日、改修オープン 読書テラスや新サービスも
瑞穂町図書館(同町箱根ケ崎)の改修工事が完了し、22日にリニューアルオープンする。1973年に建築された図書館は老朽化が著しく、2020年12月から大規模な改修工事に取り組んでいた。
新図書館は地上2階、地下1階。図書収蔵能力は12万7000冊。靴を脱いで利用する「おはなしコーナー」や授乳室、視聴覚ブース、グループ学習ができるセミナールームなどがあり、2階の窓際に読書テラスもある。
新サービスとしてWi-Fi、農業についてデータベース検索ができる「ルーラル電子図書館」の利用を無料で開始する。全館バリアフリー化し、エレベーター、だれでもトイレ、南側出入口にスロープを設置した。
タブレットとモバイルバッテリーを館内利用で貸し出す。モバイルバッテリーは西多摩衛生組合のごみ処理発電のクリーンエネルギーを活用する。4月以降は町内の高齢者や障害者など、来館が困難な人を対象にした図書の宅配サービスも始める。
コロナ対策としてセルフ貸出端末を2台設置。紫外線除菌、風によるごみ、消臭対策を行う。(山石)
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