あきる野 レストラン北川 自家製の野菜で本格派フレンチ
フランス料理の「レストラン北川」が1月、あきる野市草花の住宅街にオープンした。オーナーシェフの北川洋一郎さん、ひろみさん夫妻が営む。
北川は国立市で22年間続いてきたレストラン。北川さんは20歳代から10年間、パリのフランス料理店に勤務。帰国後はホテルの料理長などとしてさらに腕を磨き独立した。父で画家の故北川正の画廊をレストランにして使ってきた。
新店舗はひろみさんの実家の敷地に建てた。妻の姉妹や友人の多い地に「地元の人がゆっくりとくつろげる場所を作りたい」と開いた。靴のまま気軽に利用できるテラス席があり、喫茶のみの利用もできる。
店の隣の畑で家族で育てた野菜を料理に使う。旬の採れたて野菜を豊富に使った一皿は見た目も美しい。料理は昼の日替わりランチ(1500円〜)、デザートセットなどがあり、夜はコース料理、アラカルトがそろう。
現在はコロナ禍の影響もありランチを中心にしているが、客の声を聞きながらメニューや営業体制を検討していきたいという。
壁には肖像画を得意とした父が描いた著名人の絵が飾られる。展示は少しずつ変えていくという。
「添加物を使わずに、地元の旬の野菜を中心としたバランスのいいメニューを提供していきたい」と北川さん夫妻は話している。
コースは要予約。11時〜22時。火曜定休。問い合わせは042(559)2591まで。(山石)
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